2005年03月10日 (木)

父の汚名返上

 ウルフィーパパもやっと汚名返上?!
こどもたちに少しずつ近づけるようになった。ラフカイやウルフィーの様子を見てると本当におかしい。出産日はとにかくラフカイに威嚇のうなり声をあげられ、状況をわきまえているウルフィーはそそくさと2階に上がり、一日目の晩は全然下に下りなかった・・・それでも泣き声をあげる子犬の様子が気になるのか階段の一番上の段から時折下をそっとのぞきみる。
 ウルフィーが、ようやく出産ベッドに近づけたのは、2日目の夜(<第2弾フォト>の最後から3枚目)。あれ以来、ウルフィーはいつもの通り気分に任せて1階と2階を歩き回ってる。でもやっぱりパパも傍にいたいのだ。
 昨年夏の旅の間、子犬や小さな子供に出会う度に特別優しい態度を見せていた、ウルフィーの温かな性格を私は知っている。今はまだちっちゃくて、未知の生物にみえる子犬たちはあと1ヶ月もすれば、自由気ままに動き出すだろう。
そうなったとき、きっとウルフィーパパは、子犬たちのいい遊び相手になってくれるはず。ん?!というか、ウルフィー自身がまだまだ遊びたくて仕方のない年頃だから。
 ようやくお近づきを許されたとは言え、度が過ぎるとラフカイの鋭い視線が空気を緊張させる。だけど、ウルフィーだって言いたいことはいっぱいあるのだ。
 3日目の晩の彼は、「ウオウオ、ブーブー」ため込んだ不平不満を吐き出すかのように、長いこと独り言を口走っていた。
その様子と言ったら!
あまりの可笑しさに田中さんとふたりで、腹がよじれるほど笑った。
全く様々な声の入り交う賑やかな小屋だ。
 ウルフィーよ、もうちょっとの辛抱だよ。
春が来て、みんなそろって山を歩ける日はもうすぐだから。

↑Top | 文:菊地千恵