2004年03月02日 (火)

ありがたき森と清流〜2〜


今朝、仕事で都心へ出るのに車で山を下った。しばらく走って町に出た。交差点を曲がって橋を渡りながら、ふと我が家のある方向の山並みを眺めた。すると山頂付近の森がうっ...
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↑Top | 文:田中勝之

マーマレード作り


 知人から庭に実った夏みかんを頂いた。 一般に市販されているみかんと違って、農薬やワックスの心配がないので、皮も実も丸ごと活かせるマーマレードにすることにした。...
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↑Top | 文:菊地千恵

2004年03月03日 (水)

怒りの記


 腹が立った。 むかつくこと、この上ないのである。  いったい何をそんなにプンプンしているか、という原因は散歩の先にあった。  今日は久しぶりに、家の前を沢沿い...
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↑Top | 文:菊地千恵

2004年03月11日 (木)

春一番


 今年初めての鶯が鳴いた。 目覚めて、開け放った窓からは、溢れるばかりの朝の光が差し込んでくる。 太陽は山の尾根上に高くて、その光の強さからも、季節がすっかり冬...
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↑Top | 文:菊地千恵

2004年03月12日 (金)

懐かしい夜


 夜、突然電話が鳴り響いた。手にした受話器の向こうから聞こえてくる声を一瞬で判断しかねて、頭の中が数秒の間、ポカンと空白になった。  でも、その声はとても懐かし...
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↑Top | 文:菊地千恵

2004年03月20日 (土)

白い花の降り下りる日


 久しぶりに冷え込む夜の眠りから目覚めたら、雪が降っていた。 ぽってりと大粒の、湿った雪は、まるで白い花びらのようにふわふわと空から舞い降りてくる。始めは、その...
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↑Top | 文:菊地千恵

2004年03月25日 (木)

千恵のひとこと


夜。 外は春雨。 家の中は、まだ薪ストーブの火を絶やせない。 隣にいる千恵が突然、思いついたように言った。 「ねえ、いつかはさぁ、狩猟採集と写真と文章で食べて...
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↑Top | 文:田中勝之

2004年03月29日 (月)

人生の持ち時間


 私が過去に何度か訪れ、長い時では半年以上も滞在した北極圏に近いある村から、一人の友人の死の知らせが届いた。  彼はたぶん70代後半、決して年齢的には若いとは言...
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